2024年10月12日

第一の難関、書類選考を突破するための履歴書とは?

履歴書は、自分自身をPRするための重要な書類である。採用担当者は初めに履歴書を見るため、書類の印象を良くすることが大切なポイントだ。履歴書の様式は標準的なJIS規格履歴書を選ぶのが無難だが、転職向けの履歴書の場合は職歴欄や自己PR欄が広いものを選んでおくと、多くの情報を書き込むことが可能である。但し、募集要項で履歴書の様式が指定されている場合は、その指示に従っておく。

用紙サイズはB5版やA4版など様々な種類があるが、企業に提出する書類の多くはA4サイズであることから、A4版の書式に慣れておくことが大切である。履歴書を手書きで書くか、パソコンで作成するべきかに明確な線引きはないが、提出する企業の特徴で使い分けてもよい。IT系企業などパソコン作業を中心とした職業であれば、パソコンで作成することでスキルの一部をアピールすることができる。心配ならば、採用担当者に問い合わせることが最も確実だ。

パソコンで履歴書を作成する際、一般的なコピー用紙を用いるとチープな印象を与えてしまうため、文具店などで購入できる上質紙を選んでおく。手書きで履歴書を作る場合、黒のボールペンあるいは万年筆で丁寧に書くのが基本だ。履歴書は証書類の一つのため、鉛筆やシャープペンシルが不可なのはもちろんのこと、消せるボールペンも使ってはいけないため注意しておく。楷書体で丁寧に書き、適度な空白を設けて全体バランスにも注意を払うことが大切だ。記入ミスがあったら、修正テープや修正液を使うのではなく、初めから書き直すのが基本である。