書類選考を通りやすくするためには、いかにして自分の優れている点をアピールし、興味のある人材として認識してもらえるようにするかがポイントである。そのために重要なのがただライティングの技術を高めるだけでなく、その力を十分に発揮できるフォーマットを選ぶことだろう。
履歴書や職務経歴書は指定のフォーマットという企業もあるが、大抵は自由にフォーマットを選ぶことができる。何を伝えれば魅力的な人材と考えてもらえるかをよく考え、アピールしたい内容をもれなく記述できるフォーマットを選ぶのが書類選考を有利にするコツである。逆に自分にとって不利になりかねない項目が含まれていないフォーマットにするのも賢い方法だが、その内容を企業側が求めている場合もあるので気をつけなければならない。自分が伝えたい項目があり、記述の漏れを起こしてしまわない程度に十分なスペースがあることを最優先した方が良いだろう。
自己PRや職歴の記述も重要だが、志望動機や転職理由、資格などについても見やすくまとめられる程度のスペースが必要である。あまり細かく小さな文字で書いてしまうと読みにくくなってしまって印象が悪くなる。書きたい内容が多い項目ほど広いスペースがあるかどうかを確認してフォーマットを選ぶと良い。理想としては数種類のフォーマットを用意して全て埋めて比較するのが良く、自分で見るだけでなく他人にも見てもらって良し悪しを判断するとより良い書類が出来上がる。フォーマットを含め、失敗しない履歴書の書き方をしっかり把握しておくことが重要だ。
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